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バーバパパの作者タラス・テイラーさん死去、名作絵本シリーズ「バーバパパ」を振り返る

アニメ 2015年3月4日

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バーバパパ

引用元:バーバパパ – 公式WEB

3月2日(月)のフランス紙フィガロ(電子版)によると、バーバパパシリーズの作者タラス・テイラーさんが2月19日(木)にフランス・パリで亡くなりました。訃報を伝えるニュースがTwitterでトレンド入りすると同時に、国内でも馴染みのあるバーバパパシリーズに関するツイートが相次ぎました。テイラーさんは享年82歳。死因は明かされていません。

1970年、タラス・テイラーさんは、妻であり共同作者であるアネット・チゾンさんとシリーズ第1作目となる「Barbapapa(邦題:おばけのバーバパパ)」を出版。シリーズは30カ国語以上に翻訳され、テレビアニメ化されるなど、現在も世界中で人気を集めているシリーズです。

夫婦のもと大切に作られたバーバパパシリーズ

作者のテイラーさんは、1933年米サンフランシスコ生まれ。

妻で共同作者であるアネット・チゾンさんとパリのカフェ内で、テーブルクロスにいたずら書きをしながら描いていたものがバーバパパに。アメリカ生まれのタラスさんはフランス語の代わりに絵を描くことでチゾンさんとコミュニケーションをとったのだそうです。

フランスの綿あめがモデルに

ピンクの綿あめ

引用元:Hummmm une barbe a papa – Les Pitchouns

パリの公園で子供が綿あめを欲しがる様子からピンクの「綿あめ」が元になっています。

フランス語で綿あめは「 barbe à papa 」、おじさんのヒゲという意味があるそうです。つまり、バーバパパの名称は、「綿あめ」と「パパ」を掛けあわせて出来たものです。どちらも子供たちが大好きなもの!

バーバパパを振り返る

ママの色とカラフルな子供たち、配色に隠された意味

バーバパパ 一家

引用元:バーバパパ – 公式WEB

バーバパパ一家のママの色は黒。これはパパのピンクに1番合う色、また、7人の虹をイメージして配色された鮮やかな子供たちの色を全部混ぜた色という絶対的な意味を込めて設定されています。

変身できるパパが与えてくれるもの

バーバパパが変身している画像

引用元:La famille Barbapapa – annettetisontube YouTubeチャンネル

パパのしなやかな体は、彼の心そのものを表します。いつでも変身できるその体は、時に困った人や動物達を幸せな気持ちにしてきました。

また、変幻自在で決まった形が無いパパの体は、絵が苦手な子供たちでも自由に描くことができるのです。絵本を見た子供たちも幸せにするパパの包容力!

バーバパパの魅力

パパがピンクで、ママが黒という配色に、逆なのでは?と思っていた方も少なくないはずです。ピンクの不思議なパパのフォルムは、世界中の子供たちにも自由に描くことの楽しさを伝え、笑顔を与えてきたんですね。

改めて見ると、本作には亡きテイラーさんと傍に寄り添った妻のチゾンさんの大きな愛が込められた作品であることもわかります。世界中のパパとママが、表現豊かに育ってほしいという願いを込めて子供たちに語られてきた名作です。込められたメッセージを感じながら、バーバパパシリーズを今一度楽しんでみてはいかがでしょうか!

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