DESSART CLUB

【三原順 復活祭】今も尚、語り継がれるファンの熱い思いから実現!

漫画 2015年3月9日

このエントリーをはてなブックマークに追加
三原順復活祭画像

引用元:「三原順 復活祭 ~没後20年展~」@米沢嘉博記念図書館 Facebookページ

代表作「はみだしっ子」を筆頭に、英国風のユーモアと独特の語り口で熱狂的な支持を集めた日本の漫画家、三原順さん。

1995年3月20日(月)、42歳にして病没した後も、ネット上や同人誌で語り継がれ、復刻を求める熱狂的ファンによる活動から、文庫本や復刊本などの出版に成功し、再び三原順さんの魅力が注目されています。そんな中、三原順さん没後20年展として【三原順 復活祭】を2015年2月6日(金)〜5月31日(日)の期間で4期に分けて展示を開催しています。

三原順さんを知る

本名、鈴木順子さんで「三原順」のペンネームは、ファンだったギタリストでボーカリストの「三原綱木」にちなんでいるそうです。

中学時代から漫画を描く事を始め、「別冊マーガレット」の「ぼくらのお見合い」でプロデビューを果たします。

人々の心を掴む絶大なる魅力

三原順さんの作品はどれも、社会や人間に関するテーマを独特の洞察力で表現されており、様々な視点から描かれた漫画に多くの人々が魅了されました。

中でも、代表作でもある「はみだしっ子」は絶大な人気を誇る事となります。ストーリーは、それぞれ家庭に問題を抱えた4人の子供達が家出をして出会い、大人になるにつれ、「世間」においていろいろな問題に直面する劇的なストーリーを描いた作品です。この作品は、当時の若者のバイブルとなり熱狂的な支持を集めました。

はみだしっ子漫画表紙画像

引用元:はみだしっ子 (第1巻) (白泉社文庫)-Amazon

ギャグ中心の漫画も!?「はみだしっ子」との意外な共通点

世間・感情・人間をシビアに描いた「はみだしっ子」の内容とは真逆に、笑いを中心に描かれた作品「ルーとソロモン」。実はこの作品、「はみだしっ子」と同時期に連載されていて、三原順さん本人も「この2作品で表裏・陰陽を成す」と話していたそうです。
「ルーとソロモン」に登場する、両親とも血統書付だが種類の違う掛け合わせで誕生した奇妙な犬「ソロモン」は「はみだしっ子」にも登場し、逆に、「ルーとソロモン」には背景キャラクターとしてはみだしっ子4人が登場したりと、両作での共通点が見受けられます。

ルーとソロモン漫画表紙画像

引用元:ルーとソロモン (第1巻) (白泉社文庫)-Amazon

「三原順復活祭」で感銘する声の数々

イベント概要

第一期:2015年2月6日(金)〜3月2日(月)/グレアムと「はみだしっ子」特集
第二期:2015年3月6日(金)〜4月6日(月)/アンジーと初期短編特集
第三期:2015年4月10日(金)〜4月29日(水)(水、祝)/サーニンと「ルーとソロモン」「ムーン・ライティング」「Sons」
第四期:2015年5月1日(金)〜5月31日(日)/マックスと「X Day」ほか後期作品特集
時間:月、金 14:00〜20:00/土、日、祝 12:00〜18:00
休館日:毎週 火、水、木(祝日は開催)
主催:明治大学 米沢嘉博記念図書館
会場:米沢嘉博記念図書館1階展示コーナー
住所:〒101-8301 東京都千代田区猿楽町1-7-1 米沢嘉博記念図書館
TEL:03-3296-4554

まとめ

「はみだしっ子」に登場する4人、グレアム、アンジー、サーニン、マックスそれぞれを四期に分けて展示する展示会となっています。既にグレアム展は終了いているものの、二期以降も再度足を運ぶ人は後を絶ちません。社会、子供、あらゆる問題に対して直球な視点で描かれている本作は、今の時代だからこそ、より深く考えさせられる作品です。きっと、三原順さんの素敵な世界観に引き込まれる事でしょう。

この記事につけられたタグ

はみだしっ子 ルーとソロモン 三原順
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

関連する記事は見当たりません。

comment