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【Banksy】街中に投下される、グラフィティで表現する反戦メッセージ

カルチャー 2015年3月10日

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引用元:Banksy.co.uk

「Banksy」というアーティストをご存知でしょうか。もしBanksyの名前を知らない人でも、この「『火炎瓶の代わりに花束を投げるグラフィティ』は見たことがある」という人も少なくないのでは。

実名、顔、全てが謎のグラフィティ・アーティスト

Banksyはイギリス・ロンドンを中心に活動する「グラフィティ・アーティスト」であり、当然ながらグラフィティ(街中の壁などに無断で絵を描く行為)は世界中のどの国においても違法です。しかし、Banksyの描くグラフィティはラクガキであると同時に、強いメッセージ性を持つことでも知られています。

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引用元:Banksy.co.uk

違法行為で表現する「メッセージ」とは

Banksyが活動するイギリスでは、移民問題、IRAによるテロ行為、国際紛争など、様々な問題を抱えています。彼は、そんな諸問題を作品に込めて街中いたる所に投下し続けていますが、その実態はほとんど明らかにされていません。また、昨年2014年10月20日(月)に「これまで謎だったBanksyがついに逮捕、実名と顔写真が公開された!」という誤報(後に、意図的に流されたデマだったと判明)で一時インターネット上でニュースになりました。

行政ですら認めざるを得なかった、アート性

作品の多くは無断で描かれているため撤去されることも少なくありませんが、作品が消されたあとにその商業的価値に気がついたイギリス政府は、異例の発表をしています。

「街の海岸通りに再度バンクシーがグラフィティを描いてくれることを待ち望んでいる」

引用元:なぜバンクシーだけが壁に描くことを許されるのか – VICE Japan

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Gaza is often described as ‘the world’s largest open air prison’ because no-one is allowed to enter or leave. But that seems a bit unfair to prisons – they don’t have their electricity and drinking water cut off randomly almost every day.

引用元:Banksy.co.uk

見る者に考えさせる、言葉のない戦争・紛争への反抗

作品に文字が添えられることはなく、代わりに「子供+兵器」「天使+防弾チョッキ」など、見る人に考えさせる強いメッセージが込められています。

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引用元:Banksy.co.uk

Banksy New Street Pieces, Unknown Location

引用元:Banksy New Street Pieces, Unknown Location – Street Art News

Banksy 2003 Mural

引用元:Banksy 2003 Mural “Every Picture Tells A Lie” Revealed by Brad Downey – Street Art News

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引用元:Banksy New Street Piece In Los Angeles – Street Art News

Banksyが表現する「平和」への望み

街中に無断で絵を描くグラフィティ行為そのものを肯定することは出来ません。しかし、彼が作品に込めた戦争・紛争への強い反抗のメッセージを読み取ってみてはいかがでしょうか。

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