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勝手に作家紹介 その2 漫画家・沙村広明「ブラッドハーレーの馬車」他

連載・企画 2015年6月27日

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勝手に作家紹介のコーナー。第二回目は漫画家・沙村広明氏。

漫画家「沙村広明」

作品全体を通すと決して暗い作品ばかりではなく、手当たり次第なんでも食べる女の子が主人公の「ハルシオン・ランチ」書いてたり「無限の住人」は超長編だったり。
作品によって喜怒哀楽のバリエーションが豊富です。

最大の魅力は作品の女の子がとにかくカワイイ。

でも、今回取り上げるのは全編通して一縷の望みもない作品です。

「ブラッドハーレーの馬車」

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引用元:ブラッドハーレーの馬車

聖公女歌劇団の舞台に立つブラッドハーレー家の養女になることを夢見る身寄りのない娘たちと、ブラッドハーレー家に引き取られた後に待ち受けていた過酷な生活を描いたストーリー。

ブラッドハーレー家に引き取られる身寄りのない娘たちのうち一握りだけが舞台に立てるのであり、その他大勢の娘たちの役目は「殺さなければ何をしてもいい」刑務所の慰問のためでした。

「一週間耐え抜けばブラッドハーレー邸に引き取られる」と明日を励まし合う娘たち娘たちだが現実は……

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引用元:ブラッドハーレーの馬車

現実を知らない娘たちは、他の娘を押しのけてまで一人、また一人とブラッドハーレー家に引き取られていきます。

過酷な現実を耐え抜こうとする娘たちを中心に話が進みますが、孤児院の養母らは政策の一環として「パスカの羊」役にされることを知っており、なんとも読後感が悪いこと請け合いです。

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引用元:ブラッドハーレーの馬車

登場人物の女の子がカワイイだけに、その後味の悪さ倍です。

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